キッチンカウンターに水槽を置いて1年、快適に水槽を維持出来ています。
キッチンカウンターに水槽を置きたい!と思い立ってから調べたこと、準備したことを紹介します。
置きたい水槽の重さは?
キッチンカウンターは食事の準備でよく使うので、スペースを取らない縦型の水槽を選びました。
コトブキ レグラスフラット 3050F
サイズは30×30×50cmなので、最大45リットル=45kgの水と、水槽自体の重さが2.5kgなので、ざっくり 50kg くらいとします。
購入した時は高さ50cmのものがあったのですが、今は40cmしか見つからなかったので、40cmのものをリンク貼っておきます。
キッチンカウンターの耐荷重
我が家のカウンターのカタログを確認すると、約10kgまで耐えられるらしい。少なっ!
試しにカウンターの中心に手をついて軽く体重をかけてみると、ミシミシっと音がしたので、やっぱりあんまり重いものは置けないらしい。
ダイニング側に天板が出っ張っているタイプのカウンターなので、構造的にも重いものは無理ですね。

キッチンカウンターの補強
当然このまま水槽を置いたら大惨事の予感しかしないので、カウンターを補強することにしました。

ちょっとした棚にして小物を置けるように、設計図を描いてみました。ポイントは、カウンター下の壁(?)にきっちり沿うように側板を用意すること。
カウンター下の壁の長さに棚の高さをきっちりと合わせ、壁と床の境目にある巾木の部分は欠き取っておきます。
側板と棚板を繋げる金具は、ステンレス製で厚みのあるL字金具を使用しました。ここがグラつくと水槽の重みに耐えきれないので、店にあった1番頑丈そうなものを選びました。2枚の棚板を固定するため8つの金具と64本のネジを使用しています。

Amazonなどで同じ金具を探してみたのですが売られていなかったので、唯一見つかった販売サイトのアドレスを乗せておきます。私が購入したL字金具と同商品なので、大きさや厚みの参考にどうぞ。
また、木材は天然の一枚板だと曲がって来た時に困りそうなので、集成材を使いました。ニスをきっちり塗って、水がかかっても拭き取れるようにしています。
組み立て終わった後は、棚の上に大人が座ってちょっと動いてみてください。この時点でグラグラしてしまう時は作り直しです。
組み立てた棚をカウンター下に入れるときは、キュッキュッと押し込むような感じで完成!
キッチンカウンター上の水槽のメンテナンス性

自然に任せたアクアリウムが好きなので、数ヶ月に一度くらいしかメンテナンスをしないのですが、水槽のすぐ裏にキッチンのシンクがあるのは、やっぱりとても楽チンです。
水槽から水を抜くときは直接シンクに流しちゃえるし、足し水も楽々。重いバケツを持ち運ばなくて良いのが嬉しい。
一方、ちょっと失敗だと思ったのは水槽の選び方。
キッチンカウンターは普通の棚より高い上に、さらにハイタイプ(50cm)の水槽を置いてしまったものだから、水槽の底のメンテナンスをする時に手が届かない!
水草を植えたり、石の配置をちょっと変えたりするときは、キッチンカウンターの横に置いた椅子の上に立ってやっています。足元が不安定で怖いです。
背が低めの人、ちょくちょくレイアウトをいじりたい人は、高さのないタイプの方が無難です。
あと子供が餌やりをする時も、椅子の上に立っただけでは届かなくて、抱き上げなくちゃいけないのも、なかなか大変。
キッチンカウンターに水槽がある日々の感想
魚を眺めながら料理をするのは、なかなか優雅で良い気分です。
ダイニングテーブルからも眺めやすいですし、頑張って棚を作ったかいがありました。