子供が少し大きくなり、そろそろ海外旅行でも・・・と考えた時、真っ先に不安になるのが「長時間のフライトで子供はおとなしくしていられるの?」ということ。JetKids BedBox はそんな不安を解消する強い味方になってくれます。
私も半年くらい前のことなのですが、3歳になったばかりの子供を連れて7時間フライトの旅行に行きました。やはりフライト中のことが心配で、藁にもすがる思いで JetKids BedBox を購入したのですが、当初の期待以上に役に立ってくれたので紹介します。
JetKids BedBoxは子供が引いて楽しい、乗って楽しい、座って楽しい、寝て楽ちんなスーツケース
引いて楽しい
まずは普通にスーツケースとして利用できます。タイヤの動きがとてもなめらかで、子供の力でも楽に引っ張ることができます。ツルツル滑るように動くのが面白いらしく、子供が自分で引っぱりたがってくれたので移動がスムーズでした。
乗って楽しい
JetKids BedBoxに手綱のような短いベルトと長めのベルトの2本がついているので、子供を上にのせて大人が引っ張ることができます。平らな床の上なら10kgほどの子供を乗せてもほとんど重さを感じないくらい、軽い引きごこちです。子供の身長が90cmくらいであれば、スーツケースの上に自分で乗り降りできるくらいの高さなので、落ちる心配はありません。子供を乗せた状態で勢いよく曲がると、子供を吹っ飛ばしてしまうのだけはご注意ください。(経験談・・・)
座って楽しい
飛行機が離陸してから、JetKids BedBoxの蓋を裏返して座席に繋げ、専用のマットレスを広げて使います。このマットレスを広げると座席が広く使えるようになります。サイドガード用のクッションがついているので、積み木やブロック、パズルなどのおもちゃを広げても床に落とさず遊べます。席のテーブルでは狭い上に子供には位置が高くて使いにくかったので、おもちゃを広げやすいのは本当に助かりました。
寝て楽ちん
専用マットレスを広げると74cmx43cmの大きさになるため、3歳くらいの子供であれば少し膝を曲げて寝転がることができます。それより大きな子供も、足を延ばした状態でリクライニングすれば、楽な姿勢を取ることができます。体を起こした状態だと寝にくくてぐずる娘が、自分でゴロンと横になって一人で寝てしまったのが驚きでした。入眠してから4時間くらい眠り続けていたので、相当寝心地が良かったみたいです。
JetKids BedBox スーツケースとしての実力
JetKids BedBox は容積20リットル。ケースの中には専用マットレスが丸まった状態で入っているのですが、まだかなりのスペースが残っています。子供のおもちゃ、着替え、お菓子などのかさ張るものも、まとめて余裕で入ります。またA4サイズのクリアケースもマットの隙間に入れられるので、ぬりえやシールブックなどをまとめておけるので便利ですよ。クリアケースは2cmくらいの厚さのものがおすすめです。
JetKids BedBox の購入
今年の春ごろまでは2か月くらいの入荷待ちが続いていたのですが、今は楽天の店舗でも在庫があるようです。在庫がないけれど出発日が迫ってきている場合、本家サイトからも購入可能ですが、日本への送料や関税が掛かって3万円弱になってしまうこともありますのでご注意ください。
まとめ
JetKids BedBox を見つけた時は「移動の時だけでもベビーカー替わりになってくれたら良いか」程度にしか考えていなかったのですが、見事に飛行機に乗る前から乗っている最中までずっと役に立ってくれました。子供は JetKids BedBox を見つけた瞬間からものすごく気に入ったようで、毎日ぬいぐるみを乗せて引っ張ったり自分が乗って遊んだりと、“ちょっと豪華なおもちゃ” として楽しんでいます。安い買い物ではなかったですが、飛行機だけでなく新幹線の移動でも使えるので、良い買い物をしたなと思っています。
ベッドボックスに可愛い色のバリエーションが増えてる!と思ったら、「ライドボックス」という名前で、専用のマットレスがないみたいですね。可愛いんだけど、マットレスがないならこの商品を買うメリットはないような・・・。いやでもかわいいな。