先日、家族旅行でオーストラリアに行ってきました。
出来るだけ移動費を抑えたいけど、LCCは初体験。座席って狭いの?7時間のフライトに耐えられるの?と不安がいっぱい。
同行者が、高齢(70代)の両親、体の大きな夫、幼児という構成だったので、出来るだけ楽な席で行きたいな・・・と思い、足元が広い席を探してみました。
便名と機種
乗った飛行機は、オーストラリアを就航しているこちら。
便名
関空〜ケアンズ直行便)JQ15, JQ16
成田〜ケアンズ直行便)JQ25, JQ26
機種
Boeing 787
シートマップ
Jetstarのサイトには全体のシートマップがなかったので、こちらを参考にしてください。
足元が広い座席はどこだ?
足元の広い座席というと「エクストラ・レッグルーム」という、非常口前の座席があるのですが、利用条件が多々あり「乳幼児の同伴がないこと、非常時に介助が必要な同伴者がいないこと」など、高齢者と幼児が同行する今回の旅行には無理そうなので、諦めました。
シートマップでは23列目、44列目あたりの座席ですね。
https://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/can-i-book-an-extra-legroom-seat
それ以外でどこか足元の広そうな席がないものかと探して、目をつけたのが、10〜13列目の「アップフロント」という席種のなかの最前列です。
シートマップを見ると、座席の前はビジネスクラスとの仕切りの壁があるけれど、他の座席より少し隙間が大きいような・・・?
ということで、Jetstarのライブチャットで直接確認したところ、
「他の座席より広いです」
の回答をいただきました。
ちなみに、このアップフロントの座席は「目的地に到着後、飛行機から早めに降りることができる」というメリットがあるため、通常のエコノミークラスの金額に 2100円/席 の追加料金が必要です。
エクストラ・レッグルームの座席の追加料金は 4000円/席 なので、アップフロントの方が少し安くあがりますね。
いざ搭乗。アップフロント最前列の座り心地は?
実際に乗って、どんなくらい足元が広いかを写真で撮ってきました。
写真では前の壁に少し圧迫感を感じますが、実際に座ってみると、ゆったりと座れました。広いです。膝も楽な角度で下ろせます。
足元が広いのもありますが、前の座席が倒れてこないので、自分の空間が広い感じ。
小さな子供がパタパタと動いても、前の人に迷惑にならないのも気が楽でした。
快適なアップフロント最前列。でもちょっと困ったことも。
飛行機に乗った直後はとても快適だったのですが、しばらく経ってから少し困ったことが出てきました。
子供連れ限定だと思いますが、肘置きを上にあげられないので、膝枕ができない。
写真のとおり、肘置きが固定されていて動かせないので、子供がゴロンと横になれません。アップフロントの11〜13列は肘置きが動かせる普通の座席ですが、10列目はテーブルなどが収納されているために動かせなくなっています。
そのため、子供が疲れて寝ようとしても、座席で小さく丸まって眠るしかなく、眠りにくい&疲れてグズグズ・・・2、3時間程度のフライトなら何とかなるのですが、7時間以上のフライトだったので、子供に可哀想なことをしてしまいました。
特に深夜便は、寝不足が次の日のアクティビティに響いてしまうこともあるので、注意が必要です。
ちなみに、今回のフライトは空席が多かったので、途中で他の席に移動して子供を寝かせて乗り切りました。
まとめ
初めてのLCCで不安がいっぱいでしたが、足元が広い席が見つかったおかげで、フライト中は快適に過ごせました。
ただ、今回旅行をした時期に、関空〜ケアンズ間の便に機体不良が多発して、スケジュール自体がめちゃくちゃになるトラブルがあったので、また別の記事で紹介したいと思います。