Chrome の「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」ポップアップを消してみた

投稿者: | 2018/01/18

自前のサービス「Kindle続刊通知」を運用するとき、よくコミック情報をネットで検索するので、Chromeの拡張機能を作って、右クリックで色々調べられるようにしています。

拡張機能の開発は簡単だし、とっても便利!!!なのですが、Chrome を開くたびに表示される「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」のポップアップを毎回消すのが地味に面倒くさい!

そんなわけで、「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」のポップアップを表示させない方法を調べてみました。

まずは現在の状況

Crome を起動するたびに、拡張機能のアイコンからポップアップが表示されます。

拡張機能をパッケージ化してみる

Chrome の設定> その他のツール> 拡張機能 から、拡張機能の一覧を表示する。今回は「続刊通知登録」という拡張機能をサンプルにしています。

今はローカルにあるマニフェストファイルと js ファイルをそのまま読み込んでいるので、いったんゴミ箱マークで削除し、「拡張機能のパッケージ化」ボタンを押します。

拡張機能を保存しているフォルダを指定し、「拡張機能のパッケージ化」を押す。

「*.crx」と、「*.pem」という二つのファイルができました。

 

「*.crx」と、「*.pem」という二つのファイルを、Chromeの拡張機能一覧のタブにドラッグアンドドロップして追加します。

登録できたら、「有効にする」にチェックを・・・・入れられない!!「この拡張機能は破損している可能性があります。」とのこと。

 

「この拡張機能は破損している可能性があります。」のメッセージを調べてみる

ネットでこのメッセージを調べてみましたが、見つかった原因は「マニフェストファイル(manifest.json)の記述に相対パス(./~)が含まれている」とのこと。

まったく心当たりがないんですが、念のためマニフェストファイルを調べてみましたが、やっぱり相対パスなんて記載していない。

「Chrome ウェブストア以外の場所からインストールされました。」のメッセージを調べてみる。

「有効にする」のチェックボックスの下に、ひっそりと書かれているこのメッセージを調べてみました。ウェブストアに登録していない、いわゆる野良エクステンションはChromeで無効化されてしまうそうなので、こちらのサイトを参考に、グループポリシーをいじる方法を試してみました。

https://qiita.com/yuyuport/items/9a2e54d230551a91567f

さて、結果は~~・・・ダメでした。相変わらず有効化できません。

どうやら野良エクステンションは完全にシャットアウトされているみたいですね。ずいぶん前から。じゃあなんでcrxファイルとか未だに作れるの~・・・

https://support.google.com/chrome_webstore/answer/2811969?hl=ja

無効になった拡張機能を使用する
無効になった拡張機能を使用する必要がある場合は、拡張機能のデベロッパーに連絡し、該当の拡張機能を Chrome ウェブストアにアップロードするよう依頼してください。拡張機能が Chrome ウェブストアで公開されれば、どのユーザーも Chrome ウェブストアからその拡張機能をインストールできるようになり、拡張機能をインストール済みの場合は拡張機能のリストから手動で再度有効化できるようになります。

どうしてもウェブストア経由じゃないとダメなようです。

 

他の手段はないのか?

「Tampermonkey」という拡張機能を使う方法がこちらのサイトで紹介されていますが、その拡張機能の安全性自体が心配だったので試していません。もし使っている方がいたら、コメントで使用感を教えてください!

https://blog.hppy.net/?p=984
※2018/8/12追記:サイトは閉鎖されたみたいです。

また、ChromeのDev版を使う方法もあるようですが、作業に使っているPCが何台もあるので、ちょっと入れ替えるのは面倒くさい・・・。

 

結果:迂回策はあきらめて5ドル払ってデベロッパー登録することにしました。

こちらからデベロッパー登録しました。複数のPCで使うので、ローカルからツールを登録する作業を全部のPCで行うことを考えれば、まぁ5ドルくらいは仕方ないかな、、と。

https://chrome.google.com/webstore/developer/dashboard?hl=ja

完敗でした。

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