前回は「月500円で独自ドメイン+レンタルサーバを持とう」ということで、スタードメインとミニバードの契約を紹介しました。今回は、取得したドメインとサーバを使ってWordPressを動かす手順を紹介します。
各操作や設定項目の意味を説明しているサイトは他にもたくさんあるので、ここでは“最短”で設定するための手順を淡々と書いています。難しいことは考えず「とにかく使えるようになれば良い」と思う方は参考になさってください。
これからドメインとサーバを取得する方はこちらをごらんください。
それでは、実際に設定する手順を見ていきましょう。
ミニバードのIPアドレスを確認する
- ネットオウルの管理画面を開きます。
- ミニバード管理→サーバーアカウント一覧→サーバ管理ツールの順に開いてください。
- ミニバードのサーバ管理ツールが開きますので、サーバ情報→サーバ基本情報の中にある「IPアドレス」をメモしておいてください。
例)ミニバードのIPアドレス 112.78.117.5
ミニバードにスタードメインで取得したドメインを追加する
- ミニバードの管理画面で、ドメイン→ドメイン設定を開きます。
- ドメイン追加→スタードメイン管理のドメインを追加するをクリックします。
- スタードメインで取得したドメイン名を選択し、ドメイン設定を追加する(確認)をクリックします。
スタードメインのDNSを設定する
- ネットオウルの管理画面を開きます。
- スタードメイン管理→管理ドメイン一覧→ドメイン管理ツールの順に開きます。
- DNSレコード編集のボタンをクリックします。
- レコード編集の画面が開くと、あらかじめ4個のレコードが表示されています。上から2行目、タイプ=A、コンテンツ=IPアドレスになっているレコードの編集ボタンをクリックします。
- コンテンツの欄のIPアドレスを、先の手順で確認したミニバードのIPアドレスに書き換え、確認画面ボタンをクリック→確定ボタンをクリックします。
- 同じ操作を3行目「www.(取得したドメイン)」のレコードの編集ボタンから行います。
例)BeeLabo.com の場合
ホスト名 タイプ コンテンツ beelabo.com MX 変更しない beelabo.com A ミニバードのIPアドレス www.beelabo.com A ミニバードのIPアドレス *.beelabo.com A 変更しない
WordPressをインストールする
- ネットオウルの管理画面を開きます。
- ミニバード管理→サーバーアカウント一覧→サーバ管理ツールの順に開いてください。
- 左のメニューから簡単インストール→取得したドメインの欄の「選択」を開きます。
***.minibird.jpは使用しませんので、ご注意ください。 - 追加インストールのタブを開き、WordPress日本語版の「インストール設定」ボタンをクリックします。
- ブログ情報のブログ名以降の欄を入力し、確認画面のボタンをクリック→確定するボタンをクリックします。
ユーザ名、パスワードは第三者に推測されにくいものを設定してください。 - 完了画面でブログ情報、データベース情報が表示されるので、メモして残しておいてください。
WordPressにアクセスする
- ブログ情報欄に書かれていた「ログインフォーム」のURLにアクセスします。
スタードメインのDNSを変更してから、少し時間が経たないと「設定の反映待ちか、存在しないアドレスです。」というエラーが表示されます。その際は2,3時間待ってからもう一度アクセスしてください。待つ時間がない場合は、こちらをご覧ください。http://beelabo.com/web/160
- 設定したユーザ名とパスワードでログインし、ダッシュボードの中にある「サイトを表示」をクリックします。
- WordPressの画面を確認できます。
次回は作成したWordPressを簡単にカスタマイズする方法を紹介しています。よろしければご覧ください。
WordPressのとりあえずこれだけやっておけ設定(初心者向け)